英会話スクール向けのテキストブック|DMEメソッド出版日本代理店

DMEの特徴

DMEの特徴

DMEメソッドのレッスンは毎回、前回のレッスンの復習から始まります。レッスンの復習のあとは新出単語の紹介、グラマーの紹介がありそれ以外の時間はほぼスピーキングに焦点を当てた形で進み、進出単語・語彙・文法はその単元で出てくるだけではなく、以後のレッスンでも異なるかたちで出てくるようシステム化されています。

大学入試を経験された方はご経験があるかと存じますが、単語は頭につめただけでそれを使う機会がなければ時と共に忘れてしまいます。DMEメソッドではシステム的に、初めのステージで覚えた単語・語彙・文法はそれより上のステージでも何度も出てくるよう設計されているため、いやおう無く新出単語・語彙・文法を使用することができるうえ、1つのBookにつき2度行われるEXAMや、毎レッスン前の復習に加え、前のBookへ遡って行われる繰り返しの復習により、ただ脳に詰め込むだけの学習ではなく、体で言語を学ぶことができる学習方法となります。

 

スピードがポイント

レッスン中、講師の話すスピードは常にネイティブスピーカーが話すのと同じか、それより早いスピードで話されます。これは英会話レッスンの初期にありがちな、英語を話すことへのためらいを拭い去ってくれるほか、頭の中で英語を自分の言語に通訳する暇がないため、英語でものを考え、そのまま口から出す訓練につながります。

また、常にネイティブスピーカーの話す速度の英会話が耳に入ってくるため、先生ではない通常のネイティブスピーカーの話す英語を理解するのも容易になり、映画もニュースも理解できるリスニングスキルを形成することができます。

 

質問を2回します

先生はテキストの質問をネイティブスピードで2度繰り返します。生徒様はすぐにその質問に答えます。先生は生徒のミスを直しながら生徒と一緒に、時には答えを導きながら正しい発音で答えます。レッスンは基本的にこの連続で進んでゆきます。これは生徒が英語の質問を瞬時に理解し、それに対する正しい答えを瞬時に見つけ、口から発する訓練となります。また先生は質問のあと、生徒のレスポンスを待つことなくすぐに答えをつづけるため、生徒に考える暇をあたえず英語を英語でそのまま理解する、英語脳を鍛えます。

 

答え方

初めのステージのうちは、生徒も講師もテキストに書かれている答え方を変えるべきではありません。常にテキストの答えと忠実に沿った答えのみを許容するようにしてください。生徒はテキストに書かれている質問・答えに含まれる、文法・語彙・言い回しを完全に練習します。

中盤のステージより、生徒は答えの中のある要素(たとえば単語)を自分自身で捜し、回答できるようなテキストに設計されています。これにより生徒はテキストの枠だけにしばられない、クリエイティブな回答をすることができるため、生徒の想像力を掻き立て、より自由な学習スタイルへと変わってゆくのです。
ナチュラルに英語を話せるようにするためには、生徒は考えることをやめ、止まることなく早い速度で話す必要があります。これは、話す前に自分の英文を頭の中でまとめたり、自国の言葉へ通訳したりする癖を撲滅し、ネイティブスピーカーの英会話を容易に理解してナチュラルスピードの英語を話すためにたいへん有効といえます。言語習得にベストといえる方法はただ、話すことなのです。DMEメソッドでは、さらに多く英語を話せるように、またできるだけ多くの単語や文法を駆使することができるように、生徒は先生の質問に対して常にできるだけ長い文章でこたえなければなりません。

 

しつこいほどの反復練習

語学を習得するための秘訣は反復練習です。語学を学ぶということは反射神経に深く係わっており、たとえばピアノを習ったりパソコンのタイピングを習得するのととても似ています。ピアニストは次にどの指をどのキーに置こうかと考えながらピアノを弾いたりしません。パソコンのブラインドタッチができるひとは、どこがkのキーか、どこがfのキーかと考えながらタイピングをしません。それはすでに体の反射能力として習得されているからです。

このような反射能力の必要なスキルを伸ばすためには、何度も何度も練習するしかありません。英会話を習得するには何度も何度も話して、英語を話す反射能力を向上させてゆくしかないのです。DMEテキストブックはとても画期的な復習システムを持っているため、このテキスト、メソッドで学ぶだけで十分な反復練習ができるようになっているのです。